ぐりこ

SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬のぐりこのレビュー・感想・評価

3.8
ロックスターを撮り続けてきた写真家 鋤田正義のドキュメンタリー作品。基本的にこういう作品は大きな期待はしないようにしてるんやけど、いい意味で裏切られた。

物語としてのいわゆる“映画”を観にきてるのと違って、写真展を本人解説や被写体の昔語りを聞きながらみっちり2時間かけてまわったような感覚。贅沢かよ。

スクリーンの中の展覧会では、ロックの歴史と共に語られる写真や、どこかで目にした有名写真が展示されていて、「え、これも?」と驚くと同時に、日本人が世界的な仕事をしてることが痛快だった。
特にボウイは、山本寛斎や高橋やっこ含めて日本人アーティストが縁の下を支えてたんだなぁ。
・・・ボウイ展、もっかいいきたいー


好きの鋤田、と語る鋤田氏の言う
「いつまでもミーハーでありたい」
は、本気でかくありたいと思えた。
カッコいいぜ、鋤田正義!



被写体は、ボウイ、イギーポップ、マークボラン、T-Rex、YMO、忌野清志郎、寺山修司、布袋寅泰、ミカバンド等。
他に、ポールスミスやジャームッシュ、糸井重里、リリーフランキーも出演。
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