DJりん

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニングのDJりんのレビュー・感想・評価

3.7
上手く言えないけど色々な気持ちが浮かんできた作品。
まず何というか今作には、「見た目」とか「自信」とかに関して色々考えさせられる部分があり、そこは凄く良かったと思った。
確かに見た目ってかなり大事だし、ブスとかブサイクが、可愛い子とかイケメンに混じってコンテストに出てたりしていたら、同情されるか叩かれるかで二極化すると思う。
人にはそれぞれ、その人に合った輝けるステージがある。そういう風にこの世界を捉えることも出来る。
でも私はそういう考え方はクソ食らえだと心から思う。
そりゃ、こういう言い方は好きではないがブスはブス、イケメンはイケメンが輝けるステージで生きていく。そういう人生も決して間違いでは無いと思うけれど、こんなくだらない理由が自分の本当にしたいことを、理想の自分を諦める理由になんてなる訳がない。
どうせ自分なんか、自分とはレベルが違うな…って、そんな理由で全てを諦めてしまうのはあまりに勿体なさすぎるから。
だから、どんなに無謀に思われることにだって挑戦するべきなんだなと改めて思わされた。
それに今作でもそうだったけれど、大抵無謀なことに死に物狂いで挑戦したりする人を馬鹿にしたり、見下したりする人達は大したことが無い奴ら。
実際中学とか高校でも、本当にカッコ良かったり、可愛い人達はそんなことは一切していなかった。
逆に中途半端に髪型とかでそれっぽく見せたり、その集団の中でだけモテてる様な奴らはコソコソ馬鹿にしたりしていて、本当にダサいなと心底思った記憶がある。
だから大切なのは、馬鹿にされたりしてもそんなのは気にせず、自分に自信を持って挑み続けることだと思う。
自信とか、死に物狂いの想いっていうのは、持って生まれた美しさを埋めることが出来る唯一の武器だと思うから…
だからこそ、外見を気にしてやりたいこととか、夢を諦める必要は無いんだという強い思いを今作からは感じた。
ただ所々でどうしてもこれは流石にな😅という部分や、ちょっと退屈だなと思う部分はあったけれど、多分誰が見ても損はしないと思うので、クリップしている方にはオススメできる作品だった。
DJりん

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