ピッツア橋本

プーと大人になった僕のピッツア橋本のレビュー・感想・評価

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)
4.5
“何もせずずっと待ってた、愛しのおバカさん”

日本語吹替での鑑賞。
昔アニメーションで観た、聞いたプーさんとその仲間たちがそのまま実写化されている事に感動。
そんなフォーエバーヤングな彼らが、大人になり随分立つクリストファー(ユアンマクレガー)の住む街に迷い込み、ハートウォーミングなコメディドラマを展開する。

多少強引、御都合主義が目立つ所はあったものの、それを持って余りある魅力的なセリフたち、キュン死するプーさんたちのフォルムが胸を掴んで離さない。

比較するなら名探偵ピカチュウ的な現実と虚構バランスに近いけど、そこにもっとノスタルジーが入ってくる。

アニメキャラのピュアさに現実の人間達がハッとさせられる感じ。

因みにユアンマクレガーの水の中のラビリンス感にトレインスポッティングを、書類が舞う所にゴーストライターのオマージュ感じたのは俺だけだろうか笑

吹替のユアンマクレガーの声を堺雅人がやってるんだけど、俺にはすごくマッチしてるように感じた。優しくて紳士的。ブリティッシュサムシングを感じざるを得なかった笑

ぼーっと観てると急に刺さるパンチラインがふんだんにあって、とても良い映画でした。
ピッツア橋本

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