ジニョク

ある少年の告白のジニョクのネタバレレビュー・内容・結末

ある少年の告白(2018年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

同性愛は病気ではない。
これはその矯正施設の実態を描いたお話。
実話です。
でも一体いつのお話?と思ったら、
たった15年前のお話で…。
更には、今現在も危険な矯正施設がアメリカのあちこちに存在するそうです。

“僕は僕でしかいられない”

小さな町の牧師の息子。
自分は男性が好きだ、と両親に告白したその時から悪夢は始まる。

自らを偽って生きることを強いる施設。
出来なければ「フリでも良い」
セラピーの内容は口外禁止。
虐待とも言える内容に自殺者まで出る始末。

主人公ジャレッドは疑問と憤りを感じ、無理やり脱退するのだが。

神への冒涜。
聖書には異性と寝ることを禁じる事が確かに書かれているのだけど、なんか違うよね〜と思いながら観ていました。
更に驚きなことにスタッフの多くが実はゲイであったとゆうこと。
監督のジョエル・エドガートンは「ここには悪者はどこにもいない」
と言っています。
確かにそうかもしれないけどさぁ。
モヤモヤを抱えながら映画館をあとにしました。
久しぶりのレイトショー。
夜だというのに、コナンくんとよく分かんないアニメを観に来た人たちで、映画館は賑やかでした。


2019年劇場鑑賞37本目
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