胸糞鬱不条理大好き

ある少年の告白の胸糞鬱不条理大好きのレビュー・感想・評価

ある少年の告白(2018年製作の映画)
3.5
キリスト教とLGBTの対立関係を通し、マイノリティである少年がありのまま存在する事を追求する映画でした。
原題は「Boy Erased」
邦題は内容にそぐわないのでは。

本作での同性愛者を異性愛者に教育する矯正施設はやり方が異質であったために問題になったが、そもそも矯正という思想自体が疑問。そしてアメリカでは今だこういった矯正施設があるとのこと。
浸透した価値観を変えるにはどれ程の長い時間が必要だろうか。

これまでの価値観が正解かなど確かではない。思考停止する事なく常識や価値観の背景を考え、変化を受け入れられる人間でありたいと思う。

やっぱ音楽かっこいい映画は良いな。
あと主人公のお母さん最高に素敵なお母さん。
ギフトと同じ監督か。知らぬ間に同じ監督の作品観てることって結構ありますね。