うむむ……
あまり興味を持てなかった映画なのだが、アル・パチーノ主演、カール・アーバン助演とのことで、観ておく必要性を感じてしまい、ポチってしまったのだが……
ストーリー性はあるものの、その脚本の中身が非常に薄っぺらく、感じるものもなく、気づきもなく、学びもなく、単なる謎解き映画になっていたことは残念だったよ。
謎解きは数十万円で開発できるゲームアプリで充分であろう。
しかも、アル・パチーノの最期の場面が、あまりにも適当過ぎであろう……
怖がらせ方は比較的上手だと感じたので、脚本が追い付いていない点は本当に勿体無いと私は思うよ。
カール・アーバンを起用した目的も全く感じ取れなかったな。
1人目の犠牲者である妻の夫で、そうとは知らずに連続殺人事件を捜査する刑事、という難しい役を演じられていなかったと私は思う。
アル・パチーノも、先日観た「ハウス・オブ・グッチ」のアルド・グッチそのままだったし、昨日観た「ブラック・ファイル/野心の代償」の大富豪チャールズ・エイブラムスのままだったよ。
いっそ「アル・パチーノ」という役名で出演してしまったほうがしっくりくるのではないだろうかね。
ともかく、脚本が弱過ぎだと感じたよ。
以上だな。