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グリンチのhirogonのレビュー・感想・評価

グリンチ(2018年製作の映画)
3.7
笑えて、ほっこりとして、優しい気持ちになれる内容は、家族で楽しむクリスマス映画としてオススメ。

登場するキャラクターは、子どもたちや動物たちが、皆愛らしくてハグしたくなる(^_^)
フー(who )の村のクリスマスの雰囲気やイルミネーションの風景も、楽しげで綺麗です♪
大泉洋のグリンチの吹替えも相性バッチリ!その他の声優さんもグッド。ロバート秋山も違和感なし。

クリスマスが嫌いなグリンチ。
その理由は語られませんが、愛犬マックスと二人ぼっちで過ごす寂しさに、少しひねくれて育ってしまった面が影響してそうです。でも人の良さは滲み出てますね(笑)

シンディ・ルーは、心優しい女の子。
仕事と家事に追われて疲れぎみの母親のことを心配していて、クリスマスプレゼントとしてサンタにお母さんの幸せをお願いしようとします。


(以下、ネタバレ)
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楽しげな村の人たちを見て、”クリスマスを盗む”ことを思いつくグリンチ。
クリスマスを盗む~といってもイルミネーション、プレゼント、ツリーなどの物なのですが、村人にとって本当のクリスマスは心の中にあるもの。そこが終盤に繋がります。

グリンチは、なかなか優秀な発明家。
クリスマスを盗むために色んな便利ツールを作り、それを使って次々にクリスマスを盗んでいくシーンは面白い!
そして、盗みの時の衣装がサンタさんで、マックスがトナカイ役というのも皮肉が効いてます(^_^;)
本来なら、トナカイのフレッドが当然トナカイ役なのですが、そこにもグリンチの優しさが垣間見れます。
おデブのトナカイ、フレッドもとぼけた雰囲気に癒される~。

一晩のうちに盗みは順調に実行され、朝になり盗んだものを山の上から捨てようとしていたグリンチ。でも村では村人たちが広場に集まり...。

ラストのナレーション、
この世で一番大切なのは、”優しさと愛”

人の温かさに触れたグリンチも、漸く素直な気持ちでクリスマスを迎えられたようです(^_^)
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