hirogonさんの映画レビュー・感想・評価

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沖縄スパイ戦史(2018年製作の映画)

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年末に少し重めの作品ですが、これは今年の区切りとしてレビューUPしておきたい。

沖縄戦での、陸軍中野学校の卒業士官の暗躍による少年兵や住民を巻き込んだスパイ戦の様相をあぶり出したドキュメンタリー。
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春待つ僕ら(2018年製作の映画)

3.8

若い女の子たちで一杯かと思って少し気後れしてましたが、夕方の回でお客さんは10人程度。そう気を使わずに済みました(^_^;)

人とうまく交流出来ない引っ込み思案の春野美月(土屋太鳳)。
土屋太鳳が”
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.9

当初、監督はクリント・イーストウッド、アリー役にビヨンセで進められていたが、二人とも降板。ブラッドリー・クーパー監督とレディ・ガガが後任となる。
色んな事情が重なって本作が誕生した経緯も映画の内容と重
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.8

吹替版で鑑賞。

ある日、シュガー・ラッシュのゲーム機のハンドルが壊れてしまう。ゲーム機の製作会社は既になく修理部品も手配できず廃棄処理される運命!?
ネットのeBay にハンドルが出品されていると知
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グリンチ(2018年製作の映画)

3.7

笑えて、ほっこりとして、優しい気持ちになれる内容は、家族で楽しむクリスマス映画としてオススメ。

登場するキャラクターは、子どもたちや動物たちが、皆愛らしくてハグしたくなる(^_^)
フー(who )
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Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~(2017年製作の映画)

3.8

チャールズ・ディケンズの「クリスマス・キャロル」の誕生秘話。

”クリスマスを特別な日に変えた一人の男の物語”と冒頭に紹介されます。
「クリスマス・キャロル」発表後、クリスマスの寄付が増え、人々のクリ
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英国総督 最後の家(2017年製作の映画)

4.0

インドのイギリスからの独立時の混乱を描いた歴史秘話。

インド・パキスタンの分離独立時の状況は、ガンジーの半生記「ガンジー」やインドの陸上選手を描いた「ミルカ」でも描かれていて、悲劇的な状況自体はある
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.1

”アメリカには、スーパーマン、スパイダーマンがいますが、、、インドには、パッドマンがいる!”
映画内で出てくるフレーズですが、なかなか、シャレが効いてます(^_^)

安くて清潔な生理用ナプキンの開発
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かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―(2018年製作の映画)

4.0

家族を亡くした人たちの再生の物語。
舞台は、鹿児島県阿久根市と第3セクターの肥薩おれんじ鉄道。

公開初週の週末にしては、お客さんの入りは寂しい状態でしたが、心に沁みる良作です。
大切な人を亡くした経
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souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~(2018年製作の映画)

4.5

”souvenir”
まさに、竹内まりやからファンへの贈り物。
本作は、本物のライブ映像を繋げた、竹内まりやの40周年記念のシアターライブ。

2000年、2010年、2014年のライブコンサートから
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

前作を見ていないと、人間関係もストーリーも分かりづらい。
シリーズものでも、明らかな前後編というようなものでない限りは、単独で見てある程度付いていけるようにして欲しい。そこは減点要素。
ストーリーも、
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.8

”マーヴェル史上、最悪のヴィラン”
という謳い文句ですが、そんなに凶悪な奴ではなかったです。

あの目といい、牙といい、長すぎる舌といい、外見は確かに凶悪ですが、エディ・ブロック(トム・ハーディ)との
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.2

続々と挙がるレビューに、
「早く見たい!」と劇場へ!

どうしても欲しくなって、滅多に買わないパンフ買ってしまいました(笑)

音楽総指揮は、ブライアン・メイとロジャー・テイラーが担当し、完成までに8
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旅猫リポート(2018年製作の映画)

3.7

「ぼくの最後の猫が、ナナで良かった」

こんなお話だったんですね~。
一人と一匹の旅の理由もちょっと哀しい。

原作未読。予告編の雰囲気からは、もう少し明るく楽しい内容かなと思ってました。
何故、悟(
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あいあい傘(2018年製作の映画)

3.6

俳優で脚本家の宅間監督の脚本の舞台劇の映画化。
以前、脚本を担当した「くちづけ」も舞台劇の映画化作品でした。
両方ともに共通する人情話の雰囲気が、宅間さんの持ち味でしょうか。
テキ屋が登場するので、ち
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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

3.5

シカゴの病院の救急外科医、ポール・カージー(ブルース・ウィリス)による復讐劇。

久々のブルース・ウィリスのクライムサスペンスですが、作品としてはちょっと物足りない。

乗り切れなかった要因
・ブルー
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オズランド 笑顔の魔法おしえます。(2018年製作の映画)

3.7

地方の遊園地に配属された新人社員が同僚や利用客との交流を通じて成長する物語。
予告編の感じから「普段あまり見られない西島秀俊の笑顔と波瑠との掛け合いを楽しめそう」と見て参りました。

まずまず期待通り
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ウスケボーイズ(2018年製作の映画)

4.0

ワインの味は分からないです(^_^;)

日本のワイン造りの黎明期の苦労を描いた実話に基づく物語。
原作は、小学館ノンフィクション大賞受賞の「ウスケボーイズ 日本ワインの革命児たち」(河合香織著)。
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

ネット社会の現代ならではのサスペンス映画。
ストーリーがPC画面を中心に進んでいく斬新な構成。
できるだけ事前情報少ない状態で見て欲しい映画です。

デヴィッド・キム(ジョン・チョウ)は、娘のマーゴッ
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泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

3.9

一昨年から昨年にかけて、「聖の青春」、「3月のライオン」と、将棋関連の映画が公開され、いずれも秀作でした。
本作も、その系統につながる将棋関連作品です。

瀬川晶司さんがプロ棋士になった経緯の概略は知
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億男(2018年製作の映画)

3.7

兄の保証人になって3千万の借金を抱える大倉一男(佐藤健)。
借金があだになって、家族とも別居状態で借金返済に汲々としている。

ひょんなことから、宝くじが当たって3億円を手にするが、
お金の扱いと使い
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スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.6

超高層ビル火災の中、家族を救いに向かうドウェイン・ジョンソンを愛でる映画。

こんな作品は、スリルとアクションを素直に楽しみたい。細かいことは抜き。

香港に建設された超高層ビル「ザ・パール」。
高さ
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.0

原作は、令丈ヒロ子さんの児童文学シリーズ。
漫画版やTVアニメ版もあり人気作品のようです。
子どもさん連れのファミリー層が多かったので、シリーズの人気のほどが伺えます。

冒頭の事件の後、祖母の経営す
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教誨師(2018年製作の映画)

3.8

大杉漣さん自身がプロデュースした遺作ということで見て参りました。

冒頭、死刑囚に関する説明テロップ。
”死刑確定囚は、
刑務所ではなく拘置所に収容され、
衣服その他、比較的自由、
労働も免除、刑の執
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.0

エッセイストの森下典子の、お茶を通して描く半生記。

茶道の武田先生(樹木希林)と典子(黒木華)の関係が、温かくていいなあ。

立ち居振る舞い、袱紗や茶器の扱いなどの茶道の基本的な所作の説明があるので
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.9

原作もあって、世界的にベストセラーになっているそう。
”クレイジー・リッチ”とは、”とんでもないお金持ち”のこと。
そのリッチさは十分に堪能できます。

ほぼアジア系の人物しか出てこないハリウッド映画
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LBJ ケネディの意志を継いだ男(2016年製作の映画)

3.6

LBJとは、JFKに対して、リンドン・ベインズ・ジョンソンが使った略称とのことですが、知名度は今一。
本作は、ケネディ暗殺前後の、ジョンソン(ウディ・ハレルソン)の政治的活動を描く。

第35代大統領
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.9

どちらかというと、前作の方が好き。
イコライザーとしての活動を素直に描いた前作は、シンプルな良さがありました。
でも、マッコール(デンゼル・ワシントン)のアクションをまた楽しめるのは嬉しい。

今回の
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.9

”世界16の国と地域で大ヒットして、
うち8つの国でタイ映画史上歴代1位を記録”
とチラシに紹介されていて、劇場もほぼ満席状態。注目度高いようです。

カンニングが悪いことという事実は、少し棚上げ。
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.6

皆さんのレビューを見ているとツッコミどころも多いようですが、そこを気にしていると面白さが半減しそうです。
テーマからしても音でビックリさせる手が使われることも予想できます。
ビックリに弱い自分は、そこ
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劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~(2018年製作の映画)

4.0

これは、優しい物語。

夏目友人帳のファンであれば、この世界観を劇場で味わえるのは嬉しい。
ただ、初見の人が少し分かり難いのが、”式神”の存在。
式神とは妖の仲間なのですが、祓い師などの霊能者と主従関
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散り椿(2018年製作の映画)

4.0

本作は、木村大作監督による企画作品とのこと。そんな監督の想いが作品から溢れています。
監督は、オールロケによる”本物の場所で撮る時代劇”に合う題材を探して時代小説を150冊くらい読んで、葉室隣の「散り
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蛍火の杜へ(2011年製作の映画)

4.0

今日は、台風接近で午後からJRが止まるので外出を控えて屋内鑑賞。
フォローしているすずさんオススメで、「夏目友人帳」の公開に併せてGYAOで無料配信中の本作見ました。44分ですからサクっと見れます。
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.8

本作が、死霊館・アナベルシリーズの発端のストーリーとのこと。
ホラーは苦手なのですが、このシリーズは人気あるようなので、
悪魔のシスター”ヴァラク”が登場するという予備知識程度で本作からトライしてみま
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.5

本作のタイムトラベルには色々と制約が多くあります。
何故そんな制約があるのか?という点に関しては、登場人物も「分からない」と言っていますが、物語を面白くするためですね(^_^;)

制約の背景などの論
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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

4.0

リメイク版との比較鑑賞。

役者、使われる音楽、お国柄、時代背景、一部異なる設定、などの違いはありますが…。
リメイク版は、オリジナル版に概ね忠実に再現されていて予想以上にオリジナルを尊重した作りでし
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