エイデン

グリンチのエイデンのレビュー・感想・評価

グリンチ(2018年製作の映画)
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クリスマスを控えたある日
毎年のクリスマスを心待ちにしている“フーの村”では、盛大なクリスマスのお祝いの準備が行われていた
一方、山に建てられた城ではひねくれ者グリンチが愛犬マックスと共に暮らしていた
クリスマスが大嫌いなグリンチは、毎年この時期になると、城に引きこもり孤独にクリスマスが過ぎるのを待っていた
しかし、その苛立ちからやけ食いをしてしまったグリンチは、クリスマスの間引きこもるための食料が無いことに気がつく
仕方なくグリンチは、フーの村へ食料の買い出しへと繰り出すのだった
一方、村に住む6歳の少女シンディ・ルーは、女手一つで自分や幼い双子の弟バスターとビーンを育てている母ドナが働きすぎだと考えていた
そこでサンタクロースに母親を助けてくれるよう手紙を書くことを思いつく
その最中、シンディ・ルーは村人達にイタズラを仕掛けていたグリンチと出会う
グリンチはシンディ・ルーがサンタクロースに手紙でお願いをしようとしていることを知り、イタズラ心で直接会ってお願いをしたほうがいいことを告げる
それを真に受けたシンディ・ルーは、サンタクロースのいる北極まで行こうと考えるが、ドナに北極までは1ヶ月はかかることを知らされる
悩んだ末、シンディ・ルーは友人達と共に家にやって来たサンタクロースを捕まえて直接お願いすることを決めるのだった
その翌日、マックスとチェスをしていたグリンチは、突然の轟音に飛び上がる
それは、クリスマスのお祭りを主催する1人ブリクルバウムが発注した超巨大なクリスマスツリーが上空を運ばれている音だったのだ
頭にきたグリンチはクリスマスツリーを飾り付ける村人達を覗き、更なる不満を募らせ、クリスマスを台無しにしようと目論むが・・・



ドクター・スースの児童文学『いじわるグリンチのクリスマス』を原作とする3Dアニメーション映画

グリンチというと2000年にジム・キャリー主演の『グリンチ』があったけど、アレにミルク加えてよりマイルドにしたような感じ
デザインも可愛らしいし、イタズラも割とまだマトモな方
あとグリンチの過去が、緑の毛で他人と違うってことだった気がするけど、微妙に変えられてる
差別問題ですかね

まあ大まかなストーリーは実写版(原作に忠実なので原作にも)と同じ
クリスマスは家族だけじゃなくて誰もが楽しめる最高の日だというクリスマス万歳作品となっている
キッズ向けだしキラキラした夢のあるクリスマスっぷりは良いけど、何故か恋人に特化した日本人の価値観からは遠いかも

イルミネーション製作ということもあって、コミカルでアニメらしい演出が普通に面白いのでオススメ
薄汚れたクリスマス感覚を持つパリピも繁殖なんかしてないで、クリスマスは家でグリンチ観てればいいのに

グリンチは相変わらず声の演技も巧みなベネディクト・カンバーバッチが演じてるし、吹き替えは大泉洋なのでダブルで観よう
ちなみにダブルで観たけど、大泉洋のクリスマスというと、めっちゃ辛いエビチリと酔った勢いで番組出演したことがチラつくので邪悪でした
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