記憶喪失状態で目覚めた男リアムが、自分の半径15m以内に近づいた生物が突然死するという謎の状況に陥り、同じく記憶喪失でリアムの力を抑制する女性ジェーンと出会い、謎を解き明かそうと行動を共にする物語。
怪死現象と記憶喪失…主人公たちの抱える2つの不可思議な状況とその謎を軸に物語が展開していき、終盤までそのテンションを維持したままこちらの興味を引き続けてくれました。
が、いかんせん話の畳み方が…うーん、この面白い設定を最後まではうまく活かしきれなかった感があり。
心情的にこのオチは理解できなくもないけども、面白味としては欠ける、不完全燃焼な幕切れでした。