千と千尋の神隠しのとぅんのネタバレレビュー・内容・結末

宮崎駿が脂が乗っていた時期の作品かなと思う。

不思議な世界に迷い込んだ小学生の千尋が、豚に変えられてしまった両親を助けて現実に戻るために、少年ハクの助けを借りて、湯婆婆の湯屋で働くことになる。

公開当時に映画館で観た時は子どもだったから、あの世界観とかカオナシが肥大する件とか、ビジュアルに目がいっていたなぁと。
今観ると、初っ端から両親が豚に変えられて子どもが１人で頑張るって、かなりホラーな状況だなと思った。

千尋の成長譚を描いたストーリーも見応えあるし、独特なデザインの湯屋だったりビジュアルも凝りまくってて、色んな所に目を凝らして観たい。

川の神が産業廃棄物とか不法投棄の物とか吐き出すところだとか、環境問題も含ませてたりするのがさすが。

声優陣はジブリ恒例のタレント起用なのだけど、湯婆婆は夏木マリ以外に考えられない超適役だったな。