実写版は大人の事情で宙ぶらりんのままMCUから遂に離脱することとなったスパイダーマン。ヴェノムのエンドロールにあった本作の告知を見たときは差ほど期待はしていませんでしたが、アカデミー長篇アニメーション部門を勝ち取ったことで興味が湧き鑑賞。クリエイター達のラリった発想が豊か過ぎて、やや疲れましたが面白かったです。好みが分かれる作品に違いありませんが、ビートルズのイエローサブマリンをスパイダーマンを使って現代風に解釈したように自分は感じました。ただ、TM版スパイダーマンの描写を所々に挿入していたり、ソニーピクチャーズのもんやでって植え付けが若干押付けがましかったりと、手放しで絶賛とまでは行かない作品でしたが、TH版の2作品よりも完成度は高く概ね満足。主人公マイルスも好感が持てましたし、アダム・サンドラーの様なピーター・パーカーも良かったんですが、ジャパニメーションを意識したキャラだけは受け付けませんでした..アニメだからこそ出来る表現の自由ってのは分かるけど、コレじゃない感が半端なかったです。あと、SPAWNそっくりな敵のデザインもちょいちょい注意力の妨げになりました
