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未来のミライのfuoのネタバレレビュー・内容・結末

未来のミライ(2018年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

細田監督ならではの映像美は保証されていますし、次元を超える設定など独特な世界観は相変わらずで、その点は満足しました。特に、未来の東京駅の描写は素晴らしいと思いました。

しかし、上白石萌歌が演じる主人公くんちゃんの声が最後まで気になってしまいました。さすがに4歳児の声には聞こえず、残念に思いました。

物語も生まれた妹に嫉妬していた、くんちゃんが成長していくというような内容ですが、大きな進展はなく、なんともいえない感じ。妹を受け入れるまでの過程が正直、長過ぎると思ってしまいました。

そして、肝心の妹である未来はあまり登場しません…。彼女にスポットが当てられた物語だと、もっと面白かったかも。

曽祖父や犬など魅力的なキャラクターはいるものの、主人公が潰している感が否めず、残念でした。

公開が待ち遠しかったですし、少し期待しすぎてしまったかもしれません。
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