叡福寺清子

ビヨンド・ザ・ロウの叡福寺清子のレビュー・感想・評価

ビヨンド・ザ・ロウ(2017年製作の映画)
3.0
ビヨンド・ザ・ロウ 3.0 9/1
漢くさい物語でした.といってもガチムチホモゥは登場しません.それじゃぁ精子くさい物語になっちゃいます.こんばんわ三遊亭呼延灼です.
視聴中はなるほどなぁと感心しておりましたが,落ち着いて考えると,ん?と頭をひねる箇所が結構あって評価の足腰が定まらない作品でございました.
例えば拳銃にGPSとありましたが,いくらGPSが小型化されたと言っても拳銃についてりゃ気づくでしょう.それに1985年の「マッドキラー」って無差別テロ集団と30年後の本作の襲撃を関連づけておりますが,犯人にせよ事件の背景にせよかなり無理筋じゃんか,とも感じました.そもそも諸端である検事が狙われる理由が不詳なのはいかがなものなんでしょう.
問題は多い作品なのですが前述の通り視聴中はホホゥとなるから,それはそれで優れた作品と評価いたします.なんと言っても人が沢山死にますし.それも簡単に.プロ集団の行動故にためらいなく,ヘッドショット決めるあたりは爽快でございました.
爽快という漢字で思い出したのが,刑務所脱獄シーンで人質と移動中,狙撃回避のために「傘」を使うアイデア.グッときました.どこかの組織が改善提案として提出したら社長賞が狙えると存じます.
あとは,この手の裏稼業モノに付きもののエロいお姉ちゃんは登場しませーーん,すいませーーん,有馬おんせーーーん(ジョイマンさん,ありがとう).当然のーおっぱいです.期待しないで下さい.