やすやす

1987、ある闘いの真実のやすやすのレビュー・感想・評価

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)
5.0
民主化闘争と言われるがこれはもはや革命だ。

1人の学生の不審死に疑問を持った検事、新聞記者、看守
などが我が身の危険を顧みずそれぞれ真実を追及してゆく。
職業からくる使命感なのか、個人特有の正義感なのか。
いずれにせよ勇気ある人々が警察署長を徐々に追い詰めてゆく
見事な群像劇だ。

この事件も契機となり学生のみならず一般大衆をも
巻き込み革命の様相を呈してゆく。

政治的な事に全く関心がなかったキム・テリ演じる
ノンポリ女学生も身近な民主活動家を目の当たりにして
心境に変化が訪れる。

ラストシーン、胸が震え鳥肌が立つような感動を覚えた((((;゚Д゚)))))))
30年前の実話を基にした実に見応えのある韓国映画だ。
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