芥川

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイの芥川のレビュー・感想・評価

4.1
前作と比べる意見も多いけど、比べる必要もないくらい想像以上に硬派で良い作品。

相変わらず戦闘描写の緊迫感は凄い。
全編通して淡々と黙々と進んでいくストーリーテリングなのに、全くだれる事なくラストまで突っ走っていく。

前作と少しだけ毛色が違っていて、各登場人物の内面が描かれる場面があったけど、ウェットにはなりすぎず、あくまで乾いた語り口なのが良かった。

子供がかなりクリティカルな存在として出てくるんだけど、その子との関係性もベタになりすぎずバランスが良かったので安心した。

テイラー・シェリダン脚本の映画で今のところハズレなし
芥川

芥川