芥川

mid90s ミッドナインティーズの芥川のレビュー・感想・評価

4.4
半端なくクールなラストにやられた。ちょっと涙出そうになるくらいだった

少年たちの希望とか、挫折とか、その時その時の一瞬の輝きが、「スケート」と「90s」というキーワードでパッケージングされていて、それが自分にとって憧れた世界でもあったからなんというか…かなりグッときた

自分が高校くらいの時、PS3のSkateというゲームでスケートボードに出会い、その世界にのめり込んだ。

スケートブランドの服やシューズ、HIPHOPやオルタナ・サウンドたち…スケートに纏わる文化や、90年台カルチャーは、本当に何をとっても「クール」で、でもこの感覚を分かち合える友人はなかなかいなかったので、もやもやした時間を過ごしたものだ

それらの文化に片足でも踏み入れたことのある人にとって、この映画はきっとかけがえの無いものになると思う
芥川

芥川