RAY

クレイジー・リッチ!のRAYのレビュー・感想・評価

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)
4.0
“HAPPY!! HAPPY!! HAPPY!!”


とても良い映画でした。
王道の恋愛映画。すごくすごく良いと思います。
僕はこの作品を観たことがなかったのですが、多くの方のレビューを読ませて頂いていて気になっていました。
先日も、フォローさせて頂いている方の本作に関するハッピーレビューを読ませて頂いて、後回しにせずに観ることにしたのでした。


主人公はレイチェル(コンスタンス・ウー)。
その恋人はニック(ヘンリー・ゴールディング)です。
ある時、レイチェルはニックの親友の結婚式に一緒に出席する為、シンガポールへ行くことになりますが、そこで彼が想像以上に裕福な家庭に生まれ育ったことを知ります。
そこで様々な困難に遭遇することになり…と言うストーリー。

この作品を観ようと思ったのにはもうひとつ理由があります。
それは、御曹司であるニック役を務めたヘンリー・ゴールディングを観てみたかったと言うことです。
彼をはじめて観たのは、『ラスト・クリスマス』なのですが、独特の表情と空気感が非常に魅力的だと感じていました。
『ラスト・クリスマス』以前の作品である今作に関しても、やはりその空気感は魅力的で、彼にしか出すことの出来ないそれの様に思えて、憧れの様な思いまで抱いてしまいました。

内容に関しては、冒頭にも書いた様に、まさしく王道のラブストーリー。
すごく素敵な恋愛が描かれていると思います。
レイチェルとニックが一緒にいるところはとても素敵だし、二人のキスもとても素敵です。
そして、素敵なラストシーン。
恋愛映画って良いな。恋愛って素敵だなとあらためて思わせてくれます。


「世界中を敵に回しても」みたいなクサい台詞だって、時には必要なのかもしれない。
気持ちを素直に伝え合うことは、時々恥ずかしいです。
だけど、気持ちは伝えなきゃ伝わらないだなぁとこの映画を観ると思います。
繋いだ手を離したくないのなら、しっかり握って、「離さない」と恥ずかしくても伝えること。
そのことがきっと、二人をより強く結び付けることになるのかもしれません。
言葉にお金持ちかそうでないかなんて関係ないですもんね。


素敵な映画です。


観て良かった。
RAY

RAY