ひさかた

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのひさかたのレビュー・感想・評価

4.2
多くの夢や思想、感情が集まる街。
どんなことでも起こりうるのが、ハリウッド。

バディもの好きとしては、今まで上映時間から敬遠していたのをひどく後悔した。最高!

若い頃は仕事も多かったが、歳をとるごとに役者としての輝きが失われつつある、ということを自覚する中年俳優リック。
そして、リックを文字通り公私共に長年支え続けてきたスタントマンのクリフ。

表面上は多くの俳優や金持ちが集まるが、作品当時はベトナム戦争や公民権運動など、どこか混沌とした薄暗さも抱え込んでいる街が舞台。

登場人物はかなり少ないものの、主演のふたりが人間味溢れるキャラクターだからこそ、長尺でもしっかり観ていられる。さすがスター俳優&タランティーノ。

ラストの「激アツ」展開、最高です。
ひさかた

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