子供の頃に興奮し、焼き付いている風景は簡単に薄れることはなく、むしろ純化され、永遠の記憶として刻まれる。
私の中では小学生の頃、母親と過ごす休日の行程（＝映画鑑賞→百貨店でお子様ランチ→屋上遊技場を満喫して帰宅、のゴールデン・トライアングルコース）がまさにそれ。とりわけリバイバルで鑑賞のチャップリン映画（題名は失念したが、夜中にデパートへ忍び込み、ローラースケートを履いて貸切状態の店内をくるくる巡るシーン）を観た日はまさに衝撃で、あの圧倒的なワクワク感は記憶の芯に深く刷り込まれて。
なので以降、毎夜寝床につく際には長きに渡り、目を閉じると条件反射的に閉店後の某老舗百貨店が瞼に浮かび、そこに侵入&貸切状態でスケーティングする自分を想像。。
この一連の儀式は、確実に幸せな入眠の条件付けとなっていたことは間違いなく、今もあの日に戻りたい。
タランティーノは今回、自分史上最高の時代を具現化させ、そこにお気に入り俳優たちを散りばめた。ついでに自分もそこへちゃっかりと仲間入りさせ、しかもその世界では彼のディーバの運命さえも変えてしまった。
何て幸せ者なの😳⁈ 心の底から羨ましいとしか言えないわ (≧∀≦) ❣️❣️
