小説家の初老の男性が、ベルリンから、かつて過ごしたニューヨークにやってくる。自らの小説のプロモーションのために。
そこには離れて暮らす妻も居るのに、小説の題材にもなった元カノを訪ねる。
小説家という事で物事を見る目は鋭いのかと思えば、全く幼稚で自分勝手。相手の気持ちなど思い描くことも無い。
元カノと思い出の場所を訪れ親密になるも、お互いの気持ちが交わることは無い。
女性も話したいことがあるなら、わざわざニューヨークを離れ、思わせぶりに思い出の美しい岬に誘う必要があったのか……
何だかスッキリしない。
なかなか感情移入出来なかった
やったことを後悔するか、やらなかったことを後悔するか……。
人生とは後悔の連続か……。