男と女、モントーク岬での作品情報・感想・評価・動画配信

「男と女、モントーク岬で」に投稿された感想・評価

たかぎ

たかぎの感想・評価

3.8
全体的におしゃれな雰囲気抜群の映像だったけど、あんまり残らなかったな
男のダメさ濃縮還元100%主人公と恋愛達観ヒロイン達。女性陣はかっけー
見る年齢によって、感想変わりそう
心にぽっかり穴が空いてしまうようなお話だったなあ。
服装をシーンごとに変えるレベッカと、自分で決められない主人公の対比がよかった。
そして映画の中の会話がなんか好きだった。
me

meの感想・評価

4.0
サラッと見てつまらないなら消そうと思ってたのに最後までじっくり見てしまった
全体的にオシャレだし
レベッカの服は参考にしたいと思うくらい清潔感と知性があって素敵だった
それぞれの着てる服でどんな人なのか生活サイクルも垣間見れて辛辣なのよね

レベッカは見る度シーン事に服を変えられる人
主人公は哲学的で頭は良さそうだけどみすぼらしいジャケット
彼女のクララはいつもスカジャン
レンジーはお金は無いけど上手にオシャレしてるニューヨーカー

哲学的でうんちくのすごい小説家の男よりずっとずっと人生の何かを知ってしまってるレベッカの達観の仕方が凄くてかっこよかった。
そしてまた傷つける主人公の男

あれからいろいろ学んだからまた一緒にいたいという男
何も変わってないわというレベッカ
何もかも見抜かれてる

それぞれの家にいく度に家のクオリティでその人を評価するような発言
(実際レベッカがお金持ちだから一緒にいたいって言ってんじゃないのかなと思えてほんとこの男嫌い)
最初にレベッカにレイシストって言われるんだけど
こんな男の書く小説なんか読みたくないわ
視野が狭すぎる
でも映画の最後まで見てやっとこの男の本性がわかるから最後まで飽きずに見ちゃうのかもね
面白かった
rrr

rrrの感想・評価

4.5
ステランパパの80年代自宅訪問?の動画を見て予想以上にアレックスが似てる事(特に表情)と、髪型をオールバックにしたらイケメンでビックリ
パパの恋愛映画は観なくては!と鑑賞

サラッと見るつもりがガッツリ観てしまった
冒頭の文字のフォントから気合いが違う
これは本気の作品だと伝わってくる
私自身が人生折り返しを過ぎてるからか興味深く共感も出来たけれど、鑑賞後他の方の感想にマイナス評価が多い事に驚いた

監督は誰にでもわかる(ウケる)映画を撮りたかった訳ではなく、先ずは自分自身の思いを優先して制作したのだろう
ステランが脚本を読んで自分にぴったりだと思うけど興行的には…と監督に言ったと話していた事からも窺える

レベッカ役のニーナ・ホスは初見だったが、上手い・美しい・カッコいい…
表情だけでグッと心を掴んでくる
ドイツ映画に全く馴染みが無かったが興味が湧いてきた
彼女の違う作品も観てみたい

ステランの容姿に…の感想が多いけど、眼元を華やかにして輪郭をシャープにするとアレックスなので、見せ方と髪型の問題はある
ステランの骨格は本当に美しいと思う
息子達も顔は似ていないが骨格はみんな同じ
1人でレベッカの部屋から帰るシーンのシルエットは秀逸
身長ステラン191㎝ニーナ180㎝高身長同士だから砂浜のシーンがより美しく見えたと思う

個人的ベストシーンは
モントークの海が現れた時にマーラーのアダージェットが終わるところ
ベニスに死すのアダージェットの使い方が勿体ないと常々思っていた私なので、旋律最後の一音が終わると光が差した海が見えるなんて、この海は特別なんだと画面から語りかけてきて心震えた


一つ一つ挙げていくとキリがないくらい丁寧に作ってあり素晴らしい映画に出会えた幸運に感謝
ikumatsu

ikumatsuの感想・評価

2.7
“おじさま”というだけでひいき目に見てしまう。その目で見ても、このおじさまには呆れてしまった。キーとなる“後悔”というものに何の魅力も湧かない浅はかなわたしの目だからなのか、“加齢=思慮深さ”を無意識で期待してしまう欲しがりなわたしの意地汚さなのか。

哲学は数学のようなものだと聞いたことがある。主人公の父親の愛してやまなかった哲学を用いて紐解けば、もしかすると素晴らしく深みのある映画なのかもしれない。ただ今のわたしには、言葉や行動に重みの感じられない、後悔を感じたいがために行動しているようなおじさまにしか映らなかった。

「タラレバ」を美徳とするのは青臭さが残る年齢まででノーサンキュー。

もっと歳を重ねて、恋愛経験、人生経験を積んだとき、この映画が違って捕らえられる日のために覚え書き。
サミー

サミーの感想・評価

2.7
公開時に鑑賞。
いまさらなので以下よりも多くのレビューは書かないと思います。

個人的には雰囲気があって面白いドラマです。
メロドラマというよりもドラマです。


格好をつけたかったり固執しすぎたり、そういうものが2人の共通の未来を閉ざすものになっています。
でも現実的にはそういうことってよくありますよね。
シリアスな部分ではありますが、ふとした店にそれを描いて物語を終わらせよう展開させようというものが見えて良いと思いました。
*物語を描く上での基本ではあるのですが、意識が外にとらわれて他のものを描こうとしてしまう事はよく見られます。それをしなかった点がすばらしいのです。

「現実的には」
特に女性を相手にする時には、ほんの一瞬の行動が生理的に受け付けないものになってしまって拒絶反応をすることも多々ありますので、気をつけなければいけませんね。時には破局を招きます。
ぽてと

ぽてとの感想・評価

3.5
男は別れた後も相手が自分を変わらず好きだと思ってるってどこかで聞いたような。
それに思い出って美化されやすいものだよな〜、別れを後悔してたならなおさら。
そんな男の自己中心的な考えと感傷にひたすら嫌悪感みたいなものを感じながら観てたらそのまま終わった、、、

過去をどんなに後悔しても、もう取り戻せない。
だからいつか過去になる今を後悔しないように生きねばならぬのかもね
ってなことを感じました。
ねぎお

ねぎおの感想・評価

4.0
シュレンドルフ監督は2017年名優ステラン・スカルスガルドとこの作品を製作しました。
プロデューサー、そして脚本もアイルランドのコルム・トビーンと共同で書きました。

「パリよ、永遠に」の後、どのような経緯でこの作品に辿り着いたのか知りたいところですが、とにもかくにも大人の恋愛映画です。

****

作家マックス・ゾーン(ステラン・スカルスガルド)は新作プロモーションで久しぶりにNYを訪れ、学費支援者のウォルター、そしてかつての恋人レベッカと再会します。
妻クララとは、ベルリンとNYで別々に暮らしている、それもちょっと奇妙な関係。
ストーリーは、主にマックスの精神性に焦点が向くように仕組まれています。
むしろその周囲とのギャップから、クララやレベッカに興味は移り、感情移入する自分に気付くわけですね。
《その涙の背景》《その怒りの理由》を考えるとじわーっと来ます。

このやり方は、テーマは違えどシュレンドルフ節と言っても差し支えないんじゃないでしょうか。


そうだ!レベッカの車でマーラー5番。
こんなとこで癒されました!
ヒナ子

ヒナ子の感想・評価

3.2
何だか作品全体に漂う雰囲気がパッとしない気もしたけど、中年の恋愛の葛藤をリアルに、繊細に描いている。
終わった恋の処理の仕方って難しい、多分100人いたら100通り考え方があって、自分次第でまた始めることも、忘れることもできる。けれど恋とは不思議なもので、相手がいるからそれが面倒。2人が見つめ合える間はそれだけで2人でいれるのに。
『ブリキの太鼓』『パリよ、永遠に』等の作品で知られるV・シュレンドルフ監督作。

ベルリンから新作のプロモーションでNYを訪れた小説家(ステラン・スカルスガルド)がパートナーが居るのに、昔の恋人(ニーナ・ホス)が忘れられず再会して想い出の岬をめぐるラブ・ストーリー。あまり謎めいた要素もなく、二股の恋に揺れるおじさんの中年のロマンス。岬から臨む海岸風景が綺麗なのでぼんやり鑑賞しました。鑑賞記録に。
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