最高の体験が出来たなぁと思います。
そして、これが感無量というヤツなんだなと、
観終わってからずっと残っている、
確かな手応えをヒシヒシと感じ取ってます。
冒頭、ドルフ・ラングレンが映った瞬間から、
既に込み上げてくる物があって、
ロッキーシリーズをずっと追い続けて、その度に重ねてきた積年の想いが、
ギュッと収束して、昇華していくような気分にさせられましたね。
もう、定番中の定番というか、
シリーズの中で毎回、同じ様な展開で、
ラストシーンは自分の想像している通りに進むのに、
それでも最後は大きな興奮と、大きな感動を与えてくれる。
そして、最初の「ロッキー」から40年。
自分が初めて観た「ロッキー4」から30年。
それだけの時をを経て、今になっても、
まだまだ新しい感動を与えて貰えた事を、とても嬉しく思うし、
それを映画館で味わう事が出来て、とてもとても良かったと感じています。
なので、やっぱりこれはまさに感無量という物なんだなぁと。
シリーズをずっと観てきた自分にとって、
最高の贈り物となる、素晴らしい作品でした。
個人的に、この作品はいつか自分の父に観て欲しいなと思います。
「ロッキー4」のレビューにも書きましたが、
当時、中学生だった自分に、
父が勧めて観せてくれた映画が、「ロッキー4」でした。
当時の父に、特別な意図があったわけではないと思いますが、
この作品を観たことがきっかけで、洋画に興味を持つようになったし、
今の映画好きの自分があるのも、この作品のお陰かなと思う部分があります。
ありがとう、ロッキー。そして父に感謝の気持ちを込めて。