2月後半にして2022年初、2ヶ月半ぶりの映画鑑賞。
良いチョイスだった。
父親から逃げてきたと思われる母と四人の兄弟の家族。新生活への希望に満ちた登場から始まり徐々に忍び寄る不安と不穏な空気、不可解な展開、そして衝撃のラストに至るまでの流れがとてもスムーズ。
なんとなくこういうオチだろうな、と途中で読めてはいたけどそこからのクライマックスの展開は意表を突いたものだった。
ただしジャンルがブレてしまった感はある。ホラーってハッキリ言えるほど怖くはないし、兄弟愛を描いたヒューマンドラマと言った方が正確なのかもしれない。
ところであのエンディング、どう捉えるべきなのか?ストレートに受け取って良いものなのかわからない。
『1917』のジョージ・マッケイと『ウィッチ』のアニャ・テイラー=ジョイが熱演。アニャ可愛い。