井浦新とアキラ100%の幻の共演作。父が残した借金を背に、ガラス職人として工場を次ぐ主人公(井浦新)は、自身も1度の離婚歴があり、再婚してこれから生まれる子の父になるも、消えてしまった父のことが胸に引っかかり不安が残る日々。実家に帰り、虚言癖がある兄に頭を悩ましながらも父を探すことになる。的な物語。
井浦新の俳優としての透明感に、アキラも100%の演技で対抗する。これが想像以上にマッチしていて、正直映画の最後までアキラ100%だとまったく気づかなかった。
自分を捨てたと思われる父に、怒りでもなく、母のことを震えながら伝えるアキラに心を打たれる。色々な意味で一皮向けたアキラであった。