Timmy

ザ・リチュアル いけにえの儀式のTimmyのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

仲のいい四人組が、スウェーデンの森をハイキングに訪れた。彼らは数ヶ月前、仲間だった男をある事件のために亡くしていた。今回のハイキングには、そんな友人を追悼する意味もあったのだが、しかし、その森には、あるものが棲んでいた。

ブレアウィッチが混じったような話だなぁ。ところどころに挟まったフラッシュバックが、主人公の精神状態の危うさをいやと言うほど教えてくれる。深い森という、開放的に見えつつも、木々に空を塞がれた息が詰まるようなシチュエーションの中で、見ているこちらの精神もゴリゴリと削られていくようだった。

実に不気味な話だが、神話要素が混ざることでよりキモさが増してる。

そしてみんな大好きクリーチャー、今作では、ガリガリでクソデカい鹿だ!もうカッコ良すぎて何十回とリピートしてしまった。牙の代わりに人間の腕が生えててめっちゃクール。

あのクリーチャーは、主人公の罪の意識の表れだったのかな。罪悪感に囚われ続ける主人公を、無理矢理にでも前を向かせてくれた……のか……?

サイレントヒルの△様みたいだなぁ。
Timmy

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