ドント

宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッドのドントのレビュー・感想・評価

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宇宙の平和を取り戻してから4年後、それぞれの道を歩んでいたキュウレンジャーの面々だったが、政府施設からハミィが特殊なキュータマを強奪。悪の手先との関連も見え隠れする中、動揺するメンバーたちは彼女の処遇を巡って対立することに……
あらすじを書くだけでつまりこれは宇宙規模だけどこぢんまりした『シビルウォー』であったのだな、とわかるし最後は無論ハッピーエンドなのだが、色々あっても基本的に前向きでウワーッと勢いでやってきたキュウレンにこの展開はあまりしっくり来なかった。スペーススクワッドの面々も出番は多くなく、ヴィランズの客演は嬉しいがハミィとの(濃厚な)絡みのあるメレ以外は客演の域を出ていない。
全体に暗くデコボコしててチグハグな手ざわり。久しぶりに帰ってきたわけだし、やはりキュウレンは明るく楽しくあってほしかったな。そんな中でスケベお兄さんを通したシャイダーは一服の清涼剤であった。あと実質的な主役と言ってよいハミィのがんばりと「殺す!」みたいな目も印象的。
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