チャーリーのあの場面は衝撃的だった。
鳥への行為が ここで自分に降りかかってくるとは。
彼女がメインでストーリーが進むだろうとも思っていたので
まさかの早い展開と 悲惨な描写をあの少女に使った事に 意外でした。
この家族って 家族というよりも 単なる集合体のように感じた。
嫌がる妹チャーリーを パーティーに行く兄ピーターに無理矢理預けたり
ピーターへのあの辛辣な罵倒だったり
母親アニーのそれらは
きっと自分が過去に受けた同じ事を子供たちにしているのだろうな と思いました。
受け継いでしまうのでしょうね。
チャーリーの残虐性はどうして？と最初に思ったの。
ペイモンの仮の宿主である事と
母親から受ける事のなかった愛情のせいだとも感じ取れる。
そして母親もチャーリーと同じく 祖母から受け継いでしまった。
それにしても 恐ろしいお祖母ちゃんでした。
もうひとつの継承を 自分の家族に使うとは。
描かれてはいなかったけど 亡くなった夫と息子も 関連があったのでしようね。
悪魔ペイモンの継承の裏に
親から子への残虐性 DVなどもそうですが
連鎖してしまう恐ろしさも描かれているのかな と。
ピーターも 同じ道を辿るのでしょう。
それにしても よく出来たタイトルですね。
