スプリングス

ペンギン・ハイウェイのスプリングスのネタバレレビュー・内容・結末

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

〈/少年は熟考する/〉

【Introduction】
【《おっぱい》についての考察 】
...おっぱいは魅力的である。
2つの膨らみが並んでいるだけなのに、何故か無性に惹かれてしまう。
この、男を引き寄せる魔力は何処から来るのだろうか。
進化を遡ってみよう。
人類が今の姿となる以前、大昔の容姿は猿に似ていて、おまけに《四足歩行》であった。
その時代、我らが先祖は人生(この場合だと“類人生”)の伴侶を《お尻》で決めていた。異性を誘惑する《シンボル》としての役割を、お尻は担っていた。
だが時が経ち、我々人類は二足歩行に移行した。
それまで目線の高さにあったお尻は直立することで視界に入りづらくなり、やがてシンボルとしての役割を果たせなくなっていった。
そこで、《おっぱい》である。
お尻よりも比較的視界に入りやすい胸を大きくすることで、女性の新たなシンボルとして機能するようにしたのである。
つまり、おっぱいはお尻の代わりなのだ。
...実際のところ、真偽のほどは定かではない。
しかし以上の説は、一応真面目な学説として提唱されている。
おっぱいも、突き詰めて考えてみればその謎を解明できるかもしれないのだ。

さて、ここに一本の映画がある。
おっぱいが好きな少年と、おっぱいの大きなお姉さんと、ペンギンの物語である。
謎が謎を呼ぶ物語である。
どうか挑戦してはくれないだろうか。
この物語に。
この謎に。
おっぱいも深く掘り下げると進化論に辿り着くように、謎を解明した先の景色は予測できない。
僕は知りたいのである。
この映画、この謎に挑み、各々が導き出した可能性を。
───君に、この謎が解けるかな。

【Review】
僕的2018年(暫定)ベスト1...これっすね。
《好き》が詰まっていました。
(これ以上は何も言うまい)


2019年の夜空と交差する森の映画祭で再鑑賞したけど、やっぱ最高でしたね!!
すこ!