KUBO

希望の灯りのKUBOのレビュー・感想・評価

希望の灯り(2018年製作の映画)
3.0
3月9本目の試写会は、ドイツ映画「希望の灯り」。

深夜のウォルマートみたいな大型マーケットで「美しき青きドナウ」に乗せて整然と動きまくるフォークリフト。「2001年宇宙の旅」を意識してる?

これ、よく配給ついたな〜。

90%以上、撮影は大型スーパーマーケットの中。そこで働く新人社員クリスチャンと仲間たちのルーティンを坦々と描く。

主人公の青年は、ほとんど台詞がないだけでなく、感情もほぼ表さない。日本人で言えば松田龍平タイプ?

全身タトゥーを入れた訳ありの青年の過去とは? 同僚のマリオンに想いを寄せるが、彼女は既婚者。クリスチャンに目をかけ優しく指導するブルーノ。

コンクリートに囲まれた四角い檻のような仕事場で繰り返される日々。同じような毎日に疲弊しながらも、それぞれの生活にはそれなりに何かが起こり変化してゆく。

どうなんだろう? 「ROMA」みたいなのが好きな人には向いてるのかな? 本当に坦々と進むんで、単純におもしろいと感じられるような映画ではないです。



*作品の趣きとは180度違う「フォークリフトの教習ビデオ」、最高なんだけど!(^^)
KUBO

KUBO