みーゆー

パラレルワールド・ラブストーリーのみーゆーのレビュー・感想・評価

3.1
嫉妬されるべき、人生

京浜東北線のドア付近に立って思わず帰ってしまった帰り道でした。まあ吉岡里帆さんに微笑まれることはまったくもってないんですけど。ショートカット可愛すぎませんか?なんなんだよどん兵衛食べたら出てこないかなぁ

嫉妬、という感情は果たしてどちらにもあったのかなあ。終始タカシには共感も理解もしなかったし、トモヒコくん…私と今すぐ恋愛を再構築しませんか…君が不憫で不憫で仕方がないよ。君には嫉妬、という感情があったのかなあ。あまりにも心情の描写が少なすぎてぼんやりしてしまったよ。

ぼんやりしたままエンドロールで流れた宇多田ヒカルさんが全てを浄化してくれるような気がしました。嫉妬されるべき人生、って多分自分が誰よりも満足できる人生じゃないとだめよ。

都合の良いことだけを覚えていたとして、それは果たして他人からも自分からも嫉妬されるべき人生だったって言えるんでしょうかね。忘れるなんて綺麗なこと、できやしない