Nちゃん

パラレルワールド・ラブストーリーのNちゃんのレビュー・感想・評価

3.0
脳の研究を行うバイテック社で働く幼なじみの敦賀崇史と三輪智彦は、親友でもあり互いを尊敬し合う良きライバルだ。
ある日、智彦が紹介したいと連れてきた女性は、崇史が学生時代に密かに思い続けていた津野麻由子だった。
そしてある朝、崇史が目を覚ますと麻由子が崇史の恋人として朝食を作っていた。
麻由子が「親友の恋人」である現実と、「自分の恋人」である現実。
2つの世界で崇史が翻弄されていく。


パラレルワールドを行ったり来たりとかパラレルワールドに洗脳されるというよりかは、脳の研究として実験台に三輪が自らの体で実験してその代償として崇史の記憶も書き直され、パラレルワールドの行き来をせざるを得なかったって感じ。
なので単純なパラレルワールド物語ではなく、話の軸は脳の研究です。
パラレルワールドと現実との差に戸惑う主人公だが、それよりも研究が全面押しですね。

パラレルワールド物語が好きな人にはちょっと観点がズレるかも。

パラレルワールド×脳の研究に恋愛が絡むのだけど、やっぱり恋愛が絡むといざこざになってしまうので、好きな人ができたときにアタックするのが一番ですね。
Nちゃん

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