順慶

今日も嫌がらせ弁当の順慶のレビュー・感想・評価

今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)
3.0
高校3年間のお弁当。
反抗期の娘を嫌がらせしようと、お弁当をキャラ弁にし、メッセージつきになり、コミュニケーションのツールになる。感動するが、なんだかありきたりな感動話になり、まあそんなものかという印象。

母娘の物語とサブストーリーとして父息子の物語も描く。意外とサブストーリーの方が泣かせる。それは自分が父親だからだと思うが、父親の不器用さがいい。

八丈島が舞台で、娘は高校を卒業したら東京へと。八丈島も東京だけど、というセリフが繰り返される。ギャグにしたいのだろうけど、おもしろくない。
途中にエンドロールが流れらるメタ構造もたいしておもしろくない。

コメディ要素は少なくてもいい。キャラ弁にしゃべらせなくてもいい。素直に感動させる展開にしてほしかった。
順慶

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