こうしたタイムパラドックスものは苦手でちょっとよく分からなかったんだが、川口春奈が1年後から届いた謎の声により救われてそのまま生き続けてその1年後にまたその謎の声の主が1年前の川口春菜を助けなくば今ある川口春菜も歴史修正主義者云々の手により消されるゆえ、迅速にその謎の声の主を見つけて1年前の川口春奈に呼びかけてもらおうと奮闘する必要って果たしてあるのかな？
歴史というものが矛盾を見つけ出しては人を消すという論理を頑なに信望している高橋一生であれば、ならば1年前の川口春奈に呼びかける謎の男を高橋一生がアクションを起こさずともまさに歴史の運動によって自然と現われる云々が高橋一生の元来とるべき態度であったのではないか。その辺キャラの思想がブレててそこだけが気になってしまって。
で、相変わらず川口春奈は榮倉奈々と瓜二つで榮倉奈々は宮崎あおいの若かりし頃と瓜二つだから必然川口春奈も宮崎あおいと瓜二つとなるわけだが、もちろん宮崎あおいは二階堂ふみとも瓜二つだからふたをあけてみれば川口春奈＝榮倉奈々＝二階堂ふみ＝宮崎あおいの瓜二つな方程式が成立するってぇ寸法。
