九月というワードがタイトルに織り込まれていながら、三月に公開された謎の作品。
それを私が言うと一緒に観た人は「これを三月に観て、九月までに恋を見つけろってことじゃない？」と答えた。
なるほどな…と思いつつ、せっかく九月に発売されたDVDを半年経って結局三月に観てしまった。
元も子もなし。笑
内容はさておき、あらゆるものがオシャレな映画だった。
主演の二人(高橋一生、川口春奈)は美男美女だし、服装もオシャレだし、住んでるアパートもオシャレだし、インテリアもオシャレ。
公園で突然噴水が上がったり、大学の中庭でシャボン玉が飛んできたり、演出もいちいちオシャレ。
あまり深く考えずに画を楽しむ映画としては最適だと思う。
マイナス面を言えば、一度目のシラノが主人公を救おうとする動機が弱すぎる。
その手段(システム)も結局よくわからないし、どうやって見つけたのかも謎のままだった。
あと、ひたすらオシャレな画の中で、最後の海辺のシーンだけが無性に寒そうだった。
風が強い日だったのか、一生さんのオシャレなふわふわヘアが後ろにバザーっと持って行かれてておでこが丸出しになってて、あまりかっこよくなかった。笑
