みんな、ただ楽しくハワイに行きたかっただけなのに…。
誰しもいつ不測の事態に巻き込まれるかわからない、ということがよくわかる映画だった。
しばらく飛行機に乗れなくなりそう。
公共交通機関だし、イ・ビョンホンはシングルファーザーだし、勝手に『新感染 ファイナル・エクスプレス』の飛行機版でゾンビがゾロゾロ出てくると思い込んでいたけど、こちらはバイオテロの話だった。
(よくよく見たらご丁寧にポスターにも書いてあった。笑)
最初の不穏な雰囲気からどんどん惹き込まれ、途中まではハラハラする展開でストーリーも面白かった。
しかし他の方も言われているように、他国を悪く描いているところがすごく嫌だった。
アメリカや日本が着陸拒否する展開、同情はするけど自国を守るための水際対策は絶対に必要なこと。
でも正直、日本は他国に対してこんな強気に出られない。(しかもなぜか日本語全部カタコト笑)
むしろ数年前の春節にこのくらい強固な姿勢でコロナを防いでほしかった…。
犯人役の俳優さんは初めましてだったけど、なんとも不気味で存在感があった。
顔が大きい家族想いの刑事さん、責任感のある大臣、最後まで職務を果たそうとする客室乗務員たちがかっこよかった。
