リョウ

告白小説、その結末のリョウのレビュー・感想・評価

告白小説、その結末(2017年製作の映画)
3.0
巨匠ロマンポランスキー監督。私の大嫌いな作品から大好きな作品まで何でもつくる恐ろしい監督である。
今回は予告編でほとんど内容バレちゃってるよね。まあそんな内容しか描かれてないからしょうがないのだが。
ほとんどの人が思い描くのが「ミザリー」だがあちらの映画は加害者の目的がはっきりと描かれていたのに反してこちらの映画はエルなる人物の意図がハッキリと見えてこないのがまた違った恐怖感を出している。
そしてエルの狂人っぽさが明らかになったのにそのエルにポンポンと頼りきりな主人公にじゃっかん腹がたつ!主人公がもっとまともな生き方をしていたらこんな事態にはならなかっただろう。
結末については皆どう思うんだろう?パンフなど読んだがあのエンディングのままなのね。
というわけでこの映画はサスペンスを堪能する映画ではなく、とてつもなくエロティックなエヴァグリーンに魅了される映画として見ることをおすすめする。
冒頭シーンからエロさオーラが出まくり!怒った顔もメッチャ怖いけど美しい。まああんな美人から言われたら男でも女でも従うしかないか。。。
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