ゴシちゃん

シン・仮面ライダーのゴシちゃんのレビュー・感想・評価

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)
3.0
私は仮面ライダーが好きだ。

TVシリーズは放送開始のライダー1号から、アマゾンの第一話で私が卒業してしまうまでリアルタイムで毎週欠かさず観ていた。
特にライダー2号に交代までの、子供番組にしては妙にダークで恐ろしかったシリーズ初期が特に好きだ。

ライダーカードも集めていたし、アルバムも持っていた。(今は何も残っていないが)

そんな仮面ライダーを庵野秀明監督が実写映画化
高校時代からの友人シンパン君は劇場で12回も鑑賞!
SHOCKERの上級構成員となり鑑賞特典Tシャツももらった!

そんな傑作なんだ!

劇場に出向かなかった事を悔やみ、期待はMAXの状態でAmazonプライムで鑑賞した。

正直言おう
全然面白くなかった。
まるで自主映画を感じさせるような寂しい映像
時々ハットさせる場面もあるが、交互に安っぽい特撮もあって明らかに作品としてのバランスが悪く感じる

せめてもの救いは、緑川ルリ子を演じた浜辺美波が素晴らしかった
もしエヴァを実写化したら、綾波レイは彼女で決まりだろう。

昨夜、12回劇場鑑賞の強者、友人シンパン君に電話を入れ私の感想を伝えた。
シンパン君からは
「君の思うがままレヴューを書いてくれ。だた3回観たらきっと君にも良さが理解できると思う。」
と、言われた。
そうかもしれない。また観てみようと思った・・・


そんな話をしていて思い出した事がある。
高校3年生の時、「地獄の黙示録」を公開初日に今はなき中日シネラマに見に行った時の事
1回目の上映鑑賞後、これはなんだ?感に包まれた私はもう帰路につこうとしたが
一緒に観賞した友人が「1回ではコッポラの真意が理解できない!もう1回観よう!付き合ってくれ」
と懇願され2時間40分の上映をもう一度付き合う事となった
(当時の映画館は今のように入れ替え制ではなく、一回入場したら何度でも観賞可能だった)

2回目の上映中、隣の席の友人をフト見てみたら

寝ていた‼

あれから40年以上たってしまったが「地獄の黙示録」は現在もマイフェバリット映画である(笑)
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