数年前にバンクシーのアートが見たくて、パレスチナを訪れたんだけど、いくつかの絵がすでに消えていた。案内してくれたタクシー・ドライバーは上から新たに絵を描かれたって言ってた。
一昨年、ニューヨークのソーホーでもいくつか探したんだけど見つからなかった。大きなビルの壁のはすでに消えていた。
このドキュメンタリーを観て、なるほどそういうことだったのかと納得。
壁に描かれたアートは引き剥がされると、高額な値がつく。そして、世界中でオークションにかけられる。なんだかそういうことも含めてのアートだな。
美術館のバンクシーをわざわざ見に行こうとは思わない。
ナレーターはイギー・ポップでした。
パレスチナの風景がたくさん出てきて、音やら匂いやら、記憶が蘇って得をした。