法律の性差別を裁判所に認めさせるために
戦う女性弁護士の話。実話を基にしている。
女性がロースクールに入学することだけでも
大変だった時代。同じハーバード大学に
通う若い夫婦。夫が病に倒れ、妻は勉学に
家事に励み、学校に通えない夫の分も
講義を聞き、レポートを作成する。
夫婦はめでたく弁護士になるも、妻だけ
働き口がない。女性の社会進出に厳しい
時代だった。正義のために法廷で戦う
ことを夢みていたのに、大学教授の道へ。
そんななか、ある裁判をきっかけに、
彼女の夢や社会か動き出す。
とにかく、古い常識や価値観を打破することは
とても大変で、今からその時代を見ると
とても腹立たしい。
そんなとてつもない敵と戦った、女性や
その家族、友人に感動する。
法廷での言葉1つ1つに力があり、心が
動く。
時代は違えども、社会の窮屈な価値観に挑み、
個人の選択の自由を確かなものにしようと
変わりゆくことは、今にも通じるテーマとして
感銘を受ける。