方眼

ジュディ 虹の彼方にの方眼のレビュー・感想・評価

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)
4.0
2019年”Judy”。舞台劇の映画化。邦題はネタバレと言えなくもない。ちゃんとしてない米国人に翻弄され困惑する英国人の顔が多数。アシスタントのロザリン役ジェシー・バックリーは、ニヤリとした口元がAmazonの段ボールみたい。長女ライザ・ミネリ のジェマ・リア=デヴェローは宮澤エマに似てる。ジュディと誰かの会話の切り返し編集にちょっと違和感あり、これはヤク中アル中のジュディが常にゆれている芝居をしており、カット間で微妙に身体の位置がずれてるからだと思う。”The Trolly Song”みたいなテンポは気にならない。リハやらずにステージ初回、どうなるのかは遠景ではなく近景で見せてほしい。ミッキーが若くてカッコよすぎ、ジュディのイマジナリーフレンドかもと予想したら、実際にいるんだこの人。中盤のゲイカップルとのシーン、この映画としての個性が前に出てきて一番良いとこ。全部歌っているゼルウィガーが圧巻。
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