すいかめ

ジュディ 虹の彼方にのすいかめのレビュー・感想・評価

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)
2.8
主人公の周囲の人に対する行いが酷すぎて全く共感できない。
自分の気分でショーをぶち壊し、常に被害者意識で自分の都合の悪いことは全て相手のせい、「私傷ついてるの」という態度で他人への感謝もほぼない。確かに子役時代の経験は同情するが、だからといって大人になってから人に迷惑かけまくっていいわけではない。

クライマックスで意を決して舞台に立つ場面も、結局は自分勝手にショーを私物化してるので応援できない。周囲の人がそれでも彼女を支えようとするのが謎。

レネー・ゼルウィガーは前から好きだったので久々に見れて嬉しいが、あまりキレイな老け方をしておらずちょっと悲しい。しかし逆にそのしわしわの顔が、主人公の疲れきった人生をそのまま表しているかのよう。
個人的には歌は「シカゴ」の方が良かった。
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