いんしょーと

LETO -レト-のいんしょーとのレビュー・感想・評価

LETO -レト-(2018年製作の映画)
3.7
Letoはロシア語で「夏」の意味だそう。
ひと夏の恋のようなイメージかしら、とチラと思った。
キノーのボーカル、ヴィクトルを演じたユ・テオ、絶妙なカッコ良さだったな。
そのヴィクトルが宇宙飛行士のようにバスを抜け出しバスの上を歩くシーン!
動画と手書きの絵が共存するこのシーンは、とっても好き。
でも映画のラストは、その先を想像すると苦しくて…

「いい映画ほど、観たその場で言葉にして理解できないもんですよ」とは、
鑑賞後に違う場面で町山さんが言ってた言葉だけど、そんな予感がする。
わからないやーーでもいいやーーな映画もあるけど、この映画は違う。
咀嚼まで時間かかりそう。