いんしょーと

青春ジャック止められるか、俺たちを2のいんしょーとのレビュー・感想・評価

3.8
祝日、ちょうど特別みたい映画もなかったので。前作が評判よかったし、Filmarksで今作から見るので問題ないとのレビューを読んで。

前作の人気は知っておれど、"ピンク映画" を撮る人たちの話、というざっくりしたイメージが先行して、未見のまま。本作は、前作未見でも楽しめる青春映画らしい…と聞き、おそるおそる映画館へ。はぁ〜面白かった。映画愛に作品種類は関係ない!前作も、"ピンク映画" も見てみたくなった!

シネマスコーレ、まだ行ったことはないけれど、名画座といえば?と聞かれると必ず頭に浮かぶ劇場で。その支配人の貢献を感じたり、若松監督が助監督から監督へと導いた大学生の男の子が、まさかこの映画の監督本人だなんて。と驚いたり。
井浦新さんの演技は、前作見ていない分、最初は「なんだ?」とか思ってしまったけれど、すぐに「若松監督」となり。きっと、そのまんまなんだろうな、と想像し。

映画監督が「撮りたいもの」を考える時に、「殺したい人、いる?」って言葉は恐ろしくも本質なのかもしれない…とか思ったり。世の中への違和感や不満があれば、それを撮れるのかもしれない。

「ピンク」への情熱、確かめてみたくて、週末には「水のないプール」を観賞。実際にあった事件を題材にした異色作との説明が映画の中でもあった気がするので、他にも何本か見てみたいなぁ。