ゴーペガ

存在のない子供たちのゴーペガのレビュー・感想・評価

存在のない子供たち(2018年製作の映画)
3.7
中東の貧困問題・移民問題に深く切り込んだ人間ドラマ。シネリーブル梅田で、水曜サービスデーに観たのですが、ほぼ満員の盛況ぶりでした。身分証明書もない、誕生日も分からない子供が、この世界には存在する、というのが絶句。日本映画でも、「万引き家族」や「誰も知らない」などがありますが、中東のシリアあたりでは、日常的な出来事なのでしょうね。全体的に重い話なのですが、ラストはささやかな希望が見出せて、救われる終わり方。万人にオススメとはいきませんが、少しでも興味のある方はぜひご覧になって下さい。
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