ゴーペガさんの映画レビュー・感想・評価

ゴーペガ

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フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

3.6

映画【フォロウイング】鑑賞。2024年映画23本目。生後2か月の娘に、妻が冷凍してくれていた母乳を解凍して飲ませながら鑑賞。街で見かけた見ず知らずの他人を尾行するのが趣味という変わったクセの主人公って>>続きを読む

ルックバック(2024年製作の映画)

3.9

映画【ルックバック】感想。2024年映画22本目。創作に賭ける2人の少女の躍動感が、素晴らしい。思わず駆け出したくなります。猛烈に何かを始めたくなります。後半、主人公の藤野の見たものは幻覚だったのか、>>続きを読む

オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

3.5

2024年映画21本目。子供が産まれて、1ヶ月。慣れない育児に忙殺されている。気づけば、映画も一ヶ月ぶりだった。ホラー苦手の妻にしては珍しいチョイス。親子3人で一緒に鑑賞。新生児の娘は何が何やら分から>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

2024年映画20本目。「シャイニング」の続編。自分の思い描いていたラストとあまりにも異なるので、ネタバレでレビューを書く。父(ジャック・トランス)は再び登場するのだろうな、と思っていてやはり登場。た>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.6

2024年映画19本目。PMS(月経前症候群)の女性とパニック障害の男性がダブル主人公のヒューマンドラマ。劇場公開を見逃したので、Amazonプライム配信での視聴。変に感動を煽るのではなく、淡々と描か>>続きを読む

クイーン:ロック・モントリオール1981(1981年製作の映画)

3.8

2024年映画18本目。1981年に行われたカナダ・モントリオールにおけるクイーンのコンサートフィルム。4Kプロジェクターにて、ディズニープラスで鑑賞。映画館では、IMAXで上映されたらしい。高精細な>>続きを読む

コードギアス 復活のルルーシュ(2019年製作の映画)

3.8

2024年映画17本目。かなり綺麗な形で終わっていた「コードギアス」シリーズ。続編「復活のルルーシュ」が公開されていたことは、知っていた。「蛇足」以外の何物でもない感じがして、なかなか観る気になれなか>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

2024年映画16本目。劇場で見逃した本作をAmazonプライムで鑑賞。「白組」によるVFXが素晴らしく、ゴジラの存在感、怪獣に蹂躙される銀座の臨場感に圧倒された。ただ、物語自体に今一つ入り込めなかっ>>続きを読む

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.8

2024年映画鑑賞15本目。「GODZILLA」のギャレス・エドワーズ監督作品。「モンスターズ/地球外生命体」、「ローグワン/スターウォーズ・ストーリー」も面白かったので、好きな監督である。本作は、A>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.5

2024年映画14本目。食わず嫌いしていたヨルゴス・ランティモス監督の映画を初鑑賞。ギリシャ出身の映画監督らしい。エマ・ストーンが好きなので、入りやすそうな本作から始めた。18世紀のイングランドが舞台>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.8

2024年映画13本目。SF小説「デューン」を映画化した「デューン 砂の惑星」の続編。これで一応の完結である。とはいえ、原作は6巻以上もあり、これは1巻の映画化らしい。細部まで作り込まれた映像と美術が>>続きを読む

ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

3.7

2024年映画12本目。「ハリーポッター」出演者の同窓会的ドキュメンタリーである。随所に映画の名シーンが挿入され、総集編的な趣きもある。私は、熱狂的なハリポタファンという事はないが、ハリポタ世代の妻の>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

2024年映画10本目。
ケアマネ研修も佳境に入りつつある3月の夜勤入りのある日。
以前から気になっていた「ファーザー」を観た。
認知症の父親の視点から描かれるドラマだ。
主演は、アンソニー・ホプキン
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ブギーマン(2023年製作の映画)

3.5

2024年映画9本目。
スティーヴン・キング原作。「ナイト・シフト(深夜勤務)」の中の一編「子取り鬼」が元になっているらしい。昔、キングの小説を貪るように読んでいた時期があって、こちらも当然のことなが
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

4.0

2024年映画8本目。
続編「SEED DESTINY」から約20年ぶりの完全新作劇場版。
公開決定から期待MAXで、これに備えてHDリマスター劇場版7本を全て見たほどであった。
結論から言うと、かな
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

2024年映画7本目。
非常に良くできた脚本と物語。退屈するような場面もなく、一気に物語に引き込まれた。あるヤクザの3つの時代の物語である。後半は同情を誘うような場面があり、私も感極まったのだが、心の
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機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 自由の代償 HDリマスター(2007年製作の映画)

3.8

2024年映画6本目。
「機動戦士ガンダムSEED」続編「DESTINY」のHDリマスター4部作の完結編。
ガンダム作品ながら、クローン人間の悲哀やアイデンティティの問題、繰り返される戦争の悲劇を描い
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機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 運命の業火 HDリマスター(2006年製作の映画)

3.7

2024年映画5本目。
「機動戦士ガンダムSEED」続編「DESTINY」のHDリマスター4部作の3作目。
本作では、オーブ軍人トダカ一佐、ステラの悲劇が胸に突き刺さるエピソードである。
トダカとシン
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機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション それぞれの剣 HDリマスター(2006年製作の映画)

3.6

2024年映画4本目。
「機動戦士ガンダムSEED」続編「DESTINY」のHDリマスター4部作の2作目。
連続で観たので、2本目がどこまでの話か朧げになっている。
アスランがザフトに復帰したあたりか
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機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 砕かれた世界 HDリマスター(2006年製作の映画)

3.6

2024年映画3本目。
「機動戦士ガンダムSEED」続編「DESTINY」のHDリマスター4部作の1作目。
本作の主人公は、シン・アスカである。
だが、後半の主人公は、実質的には前作の主人公キラ・ヤマ
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マトリックス(1999年製作の映画)

3.8

2024年映画2本目。
約25年ぶりにネットフリックスで鑑賞。
「今見ているものは現実なのか?」という足元から崩れ落ちそうな不安を見事に描いている。
序盤あたりで明かされる驚愕の真相は、今見ても唸らさ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

鑑賞を心待ちにしていた作品。期待を裏切らず、フィルマークス星4.5だった。静謐で淡々とした映画。人によっては退屈に思うだろう。主人公は、東京でトイレ清掃の仕事に就いている。ネット上では底辺の仕事と言わ>>続きを読む

機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 鳴動の宇宙 HDリマスター(2020年製作の映画)

3.8

「ガンダムSEED」HDリマスター3部作の完結編。「ガンダム」の一作品ながら、「神の領域に踏み込んだ遺伝子操作の問題」、「戦争はなぜ無くならないのか」と言った現在の世界に通ずる人類の課題を描いている。>>続きを読む

未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

3.8

UFOや宇宙人との遭遇を描いた超有名なスティーブン・スピルバーグ作品。
なんとなく地味な感じがして、見るのを延期していた。
なので、初鑑賞である。
矢追純一という人がいる。
この方は、テレビディレクタ
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

3.5

超有名なこの作品。見たことあるような気がしていたが、未見であった。私の住んでいる里山に唯一存在するオシャレなカフェ。そのカフェのご家族、私、妻、猫の5人と1匹で見た。このメンバーの中に、5歳の小さな子>>続きを読む

機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 遥かなる暁 HDリマスター(2019年製作の映画)

3.5

「ガンダムSEED」のHDリマスター版2作目。待ってましたのフリーダムガンダムとジャスティスガンダムの登場である。私は、歴代ガンダムの中でも、フリーダムは屈指のカッコ良さだと思っている。ストライクで苦>>続きを読む

ドラムライン(2002年製作の映画)

3.5

「マーチングバンド」という私のあまり知らない分野の映画。天才的なマーチングドラマーが主人公。彼とその仲間たちの挫折と栄光を描いた青春ドラマ。大学のマーチングバンドの「しごき」がまるで軍隊のようであった>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.5

「チャーリーとチョコレート工場」の前日譚。前作の内容はすっかり失念しており、ウンパ・ルンパという小人のダンスシーンだけは鮮烈に覚えていた。先日鑑賞した「とある日本映画」で当該ダンスシーンをパロディ化し>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.8

先日、読んだ「映画と旅する365日」で紹介されていた本作を鑑賞。こう言うのを「ガールズムービー」とでも呼ぶのだろうか。とにかく初鑑賞であった。一流ファッション誌・編集長のアシスタントに採用された主人公>>続きを読む

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.6

フランスのミュージカル映画。2016年に鑑賞した「ララランド」のパンフレットで紹介されていて、やっと今ごろになって鑑賞。オープニングは、真上から俯瞰撮影された色とりどりの傘。このシーンだけで、心を掴ま>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.0

「君の名は」の新海誠作品。46分と短いながらも鮮烈な印象を残す。雨の新宿御苑が舞台。雨の雫、水の流れ、木々の揺れ動く様を繊細に表現。あまりの美しさに、息を呑むほどであった。100インチのスクリーンで見>>続きを読む

機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 虚空の戦場 HDリマスター(2019年製作の映画)

3.5

劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」鑑賞に向けて、復習鑑賞。本作は、HDリマスター版として劇場公開された3部作の1作目。あれから21年も経つとは、驚きである。つい、こないだ見たような気が>>続きを読む

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

4.0

「パタリロ!」で有名な魔夜峰央氏の原作「翔んで埼玉」劇場版の続編。今回は、関西が舞台ということで、大阪出身の私は早くから期待していた。多少のやり過ぎ感はあるが、涙が出るほど笑わせてもらった場面もいくつ>>続きを読む

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.5

ディズニープラスでピクサーの新作を鑑賞。火・水・土・風の4大元素を擬人化したアニメーション。異なる属性のエレメントは交わることが出来ない、と言う世界観である。特に、火のエレメントは他の属性から忌み嫌わ>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.8

「ゲゲゲの鬼太郎」の主人公・鬼太郎と鬼太郎の父・目玉のおやじの誕生秘話を描く劇場版アニメ。昭和31年が舞台と言うことで、みんな当たり前のように社内で煙草をふかす。戦後間もなくの空気感が見事に再現されて>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.8

数年前から、期待していた「ジョン・ウィック」シリーズの最新作。蓋を開けてみれば、期待を裏切らない出来栄え。3時間の長丁場も中だるみする事なく、鑑賞できた。事前のレビューでアクション盛り沢山と聞いていた>>続きを読む