あびる

ドッグマンのあびるのレビュー・感想・評価

ドッグマン(2018年製作の映画)
5.0
パルムドッグ賞とは??

かなり良い映画。主人公にイライラしてしまった。というのも主人公の行動の理由が途中全然分からなくてこいつは何を守っているのだ?とやきもきしていたから。けど金のためだというシンプルな目的が提示されて府に落ちた。
ラスト支配からの卒業をこれでもかと長回しで主張、引きカットから溢れるどうしようもなさ、、あのロケーションの絶望感はなんや!!あんな街本当にイタリアにはあるのか。世紀末みたいなってたけど、、

後輩からミヒャエルハネケとか、トリアーの系譜ですよ!!と言われて観てみたけど全然違った。従属からの脱却、自己の目覚め、弱きものがひょんなことからやってしまう犯罪ノワール映画。後味はスッキリデスヨ


キッズリターンを観たあとだったのでバイクで2人乗りのところキッズリターンが頭にちらついて、え??これ青春映画か?と一瞬思ったがそんなことはなかった。
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