このレビューはネタバレを含みます
生と死の間を"運命(さだめ)"が穿つ。
また、主題歌/挿入歌のONE OK ROCKが歌う
「In the Stars」でも運命論を。
フォルトゥナの瞳を持つ者の葛藤の揺らぎがとても手に取れるように、神木くんが演じてくれていて
また、それを包み込むように有村架純ちゃんがソッと手を伸ばしてくれていた。
「僕は明日〜」の同監督ともあれば、オチのつけ方や設定が判ってしまう人もいたのではなかろうか?
それでも、涙は流れるし、木山役の神木くんには
亡くなってほしくないなと思いました。
そう思ってしまうほどに、主人公の神木くんだけではなく、有村ちゃんにも共感できるようになっている今作は愛おしいです。