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七つの会議のnisuiのネタバレレビュー・内容・結末

七つの会議(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

成績優秀な営業一課にはやたらと態度のでかいぐうたら万年係長がいて、鬼の営業部長もなぜか彼には強く当たらず…という話。
「顔プロレス」がどんなものか知りたくて、まずはほとんど半沢直樹だというこちらの作品を鑑賞。なるほどなるほど確かに顔プロレスだ。狂言・歌舞伎・落語・時代劇・ミュージカルと型芝居の役者勢揃いだけどちゃんと演技のトーンが「濃厚」で揃ってるからストレスにならない。八角はホラー映画のモンスターかな?と思ってしまうような過剰な演出もハマっている。
お話はある程度先が読めるくらいにはわかりやすくてこれまたストレスなく楽しめた。ゼノックスへの転籍を条件に北川と梨田が手を組んで東京建電を潰すためにリコール騒動を計画したと予想してたから社長の「業績を上げたかったから」という意外と人間臭い単純な動機に少々拍子抜け。北川は悪人じゃなかったので疑ってごめんなさい。残り10分の時点で解決しなくてどうなるかと思ったけどエンドロール全部使ってエピローグまできっちり見せてくれた。
ミッチーが主演という見方もできるくらい出番多くて嬉しかった。キラキラオーラちゃんと消してる~。苦情処理係の役者のあまりの怪しさにこんな怪奇俳優がいたんだ…と思ったらまさかのトゥビコンでびっっっっくりした。
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