あ

ピーターラビット2/バーナバスの誘惑のあのレビュー・感想・評価

3.7
配給 ソニー・ピクチャーズ
字幕 牧野琴子

久々になにも考えられず観られる映画

前作よりも動物たちが主体になっているのでもう少しドーナル・グリーソンが大暴れする姿を見たかったという欲がありつつも 脳震盪を起こしたと何かの記事で読んだので 役者さんだしなかなか大変だよな...と思うシーンもたくさんあった

イギリスの絵本の雰囲気をぶっ壊してアメリカで映画化することへの皮肉を述べるメタ構造や 商業化される文学(次はプーさんと言っていたのでこの辺りは作者の意図無視でマーチャンダイズ中心になんでも商業化目的で売りまくるディズニーへの批判も含まれるだろう)
ドラッグめいたジェリービーンズでガンギマリする姿など大人にもアプローチしているのがわかる
いろんな人種が存在することや 地下で盗みを働いている格差など(主役級のウサギでないと飼ってもらえないとか理由がちゃんとあるのが良かった)面白おかしくしているようでわりときっちり現代の問題も入れているのが良かった
さらわれた動物たちを救出するところのテンポ感が最高だった

肝心の作者であるビアの描写が少し足りなかったのが残念
あとカトンテールなぜデイジー・リドリーでなくなっている?!!

個人的にだいすきなジマイマが大活躍していて嬉しかった
また続編いくらでも作ってほしいな
ドーナル・グリーソンはこれがいちばん好き ドーナルのかわいさ1000000点
あ